目次

司法書士とは何ですか?

司法書士とは,司法書士法に定められた国家資格者です。

主な業務内容としては,
①登記・供託に関する手続きを代理すること。
②法務局に提出する書類を作成すること。
③裁判所・検察庁に提出する書類を作成すること。

そして,特別な研修を履修し考査に合格した司法書士は
上記以外に
④経済的利益が140万円以内の民事に関する紛争について
代理することも可能です。なお,訴訟の場合は簡易裁判所
が管轄するものに限定されています。

司法書士の資格試験はどのようなものですか?

司法書士試験は毎年7月に実施されています。

科目は,憲法・民法・商法・刑法・民事訴訟法
民事執行法・民事保全法・不動産登記法・商業登記法
供託法・司法書士法などの知識を択一式及び記述式で
問われます。

合格率は受験申込者ベースで約2.9%と比較的難関です。

司法書士は全国で何人位いるのですか?

司法書士は,全国に20141名います。(2010年10月1日現在)

なお,司法書士とは司法書士会に登録している者だけを指しますので
司法書士試験合格者の人数ではありません。

司法書士と行政書士の違いは何ですか?

司法書士は,主に法務局・裁判所が管轄している分野の専門家です。
行政書士は,主に行政庁の行う許可や認可などの分野の専門家です。

司法書士の不動産登記とは?

司法書士は,不動産取引において欠かすことのできない存在となっています。
不動産取引の売買代金決済の現場では,売主・買主・売主の担保権者・買主の担保権者などから全ての登記関係書類を預かり,チェックし,実際にお金を動かしてよいのか判断しています。

また,相続・贈与・財産分与などのあらゆる原因での所有権の移転や融資を受けた際の抵当権・根抵当権の設定もしくは,ローンを完済したときの抵当権の抹消などあらゆる部分に精通しています。

司法書士の商業登記とは?

司法書士は,会社設立・役員変更・本店移転・資本金の変更・解散などの登記及びその添付書類の作成に精通しており,ご依頼頂ければスムーズにこれらの手続きを行うことができます。

司法書士の裁判所提出書類の作成とは?

司法書士は,訴状や準備書面など,裁判所に提出するあらゆる書類を作成することができます。
たとえば,自分でなんとか訴訟を起こし判決までは取ったが,強制執行の
仕方がわからない場合は,司法書士に依頼すればその書類を作成してくれます。
また,父親などに成年後見人を就けたいが,手続きがわからない場合も司法書士に依頼すれば書類を作成してくれます。

司法書士の訴訟代理権とは?

司法書士の中で,特別な考査に合格した者に限り,
簡易裁判所が管轄する訴額140万円以内の訴訟に関して
代理人となることができます。

過払い金の訴訟で言えば,1社あたり140万円以内で
あれば,司法書士が代理人として,あなたの代わりに
裁判に出席することができます。

また,その範囲内で訴訟外での交渉も可能です。

その考査に合格した司法書士を一般的には
認定司法書士といいます。

司法書士の成年後見人とは?

司法書士が成年後見人に就任している数は
弁護士や社会福祉士よりも多くなっています。

司法書士には社団法人成年後見センター・リーガルサポートという
団体があり,後見人候補者を育てる研修や
実際に後見人となっている司法書士を監督する機能も
あるため,裁判所からの信頼もあるようです。